福祉保健委員会視察 in 函館

 風邪のひき始めを予感しながら、函館への視察に行ってきました。
 今回の視察は、函館市役所で自殺予防の話を聞くことと、私が一度行って、みんなともう一度来たかった特別養護老人ホーム「旭ヶ丘の家」(社会福祉法人函館カリタスの園)への訪問で、どちらもいのちに深くかかわるものです。

 旭ヶ丘の家では、高齢者に対する豊かな老後を提供する精神を知ることができました。
 壁には多くの絵画が掛けられ、テーブルひとつとっても本物のしっかりした木づくりで、至る所にアンティークの置物があり、出張方式ですが、理容院や美容院、シネマサロン、カフェ、美しいガーデンなど、心の豊かさをどこまでも追求したそのつくりに多くの議員が感動していました。

「旭ヶ丘の家」の高齢者人権憲章をご紹介します。
『老年期は、人生のバカンス!』  ←←遼さん、ぜひピンク色、太字で!!
「旭ヶ丘の家」高齢者人権憲章――平成10年9月15日制定
憲章・・・老年期は人生最高のバカンス
お年寄りの人権の土台は、心の神秘にあります。
お年寄りの個性は、かけがえのない宝です。
お年寄りは、大切な社会の一員です。
お年寄りのケアは、家族と社会の連帯で育みます。
お年寄りこそ、ケアの主人公です。
お年寄りの笑顔は、文化のバロメーターです。