【1999年4月~2003年3月】
市議会、市議会議員とは、市民の代表として市の行政をチェックするものでなければなりません。「市民派市長」という看板の下、監視役のいなくなってしまった市議会の中で、一人奮戦してきました。看板にまどわされることなく、目を光らせて、市行政を市民の立場から監視してゆきます。
以下に、1期目の活動をまとめてみました。
福 祉 ── 誰もが安心して住める町に
◆一人親家庭の医療費のあり方、ホームヘルプ事業の整備を求める。
◆しょうがい者福祉について、支援費支給制度について生存権の視点で質問。24時間ホームヘルプサービス、知的しょうがい者へのガイドヘルパー制度等の実施を求める。市としての福祉のビジョンづくりを要求。
◆市内の特別養護老人ホーム・老健施設等を視察。介護保険とともに、未利用者の実情調査を要求。
◆保健士の増員を要求。
◆学童保育定員オーバーの解消を求める。子どもの立場から、安易な時間延長と嘱託化、民間委託に反対。市学童保育所を見学。
女性問題・性差別
◆セクシュアルハラスメント、ドメスティックバイオレンス(DV)、就労等について実態調査と相談・解決機関の設置を求め、市の女性問題施策の課題に取り上げさせる。DVの緊急一時支援費10万円の予算化を実現。
◆スクールセクシュアルハラスメントに対する要項・相談・解決機関設置を求める。
平 和 ── 戦争への道を絶対許さない
◆アメリカの報復戦争反対、有事法制反対の駅頭情宣と学習会開催。
◆2002年卒業証書の元号一本化に反対。
◆住基ネットに反対。市長に議会への説明要求、不参加を申し入れ。学習会、駅頭情宣活動。
◆「朝鮮人民民主主義共和国拉致問題」動議に一人反対。
◆学習会「いま、くにたちから平和の声を」等開催。
教 育
◆二小報告書問題に「日の丸・君が代」の学校現場への強制を許さない立場から取り組む。
◆連続学習会「ともに生きる地域づくりの会」
◆「適応指導教室」開設に反対。
◆川西市「子どもの人権・オンブズパーソン制度」視察。
◆学習会(講師=内田良子さん、三輪修二さん、石井小夜子さんほか)多数開催。
◆日光移動教室への医師派遣とりやめに反対。医師会と話し合い・事実確認。
◆中国帰国児童への補助指導時数拡充を求める要望書提出に立ち合う。
◆『つくる会教科書』採択をストップさせる1万人署名、市役所を囲む「人間の鎖」に参加。
◆道徳公開授業、講師謝礼・選定の不明朗を指摘。
◆市教委学校指導課指導主事に対する研究委託費(1人18万円)について税金の無駄遣いと指摘。
◆子どもの権利条約に基づくオンブズパーソン制度と子どもの居場所づくりを提案。
社会教育
◆「公民館だより」のページ数削減を回復。
◆学習会「公民館のあゆみを学ぶ会」3回開催。
◆都立多摩社会教育会館市民活動サービスコーナー廃止に反対し、都議会請願等精力的に活動。
財 政
◆「財政再建」を名目とする行政サービスの引き下げ(02.3月)「行財政健全化プラン」に反対。
◆保育料の値下げをさせる。
◆学校給食の民間委託化に反対。
◆中央線高架化の借金、清化園跡地の買い取りに疑問を提出。
◆40億円を超す基金のためこみに疑問。青少年海外派遣事業基金の取り崩しを求める。
◆財政問題連続学習会を開催。
情報公開 ── 市民の声を行政に
◆市報の充実を情報公開の視点から求めた。
◆各審議会公募委員の応募作文の公開を提案。
◆子どもたちと学習会後、日の出ごみ処分場を見学。
学習会
◆第3回市民の経済学学習会「国立市の財政」
◆住基ネット学習会(わくわく塾)
◆加害者としての戦争を語る会学習会共催
◆学習会「今くにたちから平和の声を」2回
◆「くにたちの教育改革」意見交換会
◆学習会「これからのパート労働ここが問題」
◆落合恵子講演会共催、ほか