6期目の4年間を振り返る
当事者参画で進んだ国立市の人権施策
- 困難を抱えた女性への支援
市内NPOと協働し、DVや貧困等の困難を抱えた女性を包括的に個別支援するしくみをつくりました。
- ジェンダー平等
ジェンダー平等条例に同性パートナーシップ制度を入れ、職員向けのガイドラインも作成しました。
- 婚外子差別
当事者団体からの政策提案を受け、婚外子差別をしないための窓口対応マニュアル作成、個人通報制度導入、実態調査を実現しました。
- コロナ禍へのセーフティネット
いち早く「自宅療養支援室」を立ち上げ、生活物資の配達、しょうがいしゃや高齢者が取り残されない医療・介護のセーフティネットを構築しました。
- 高齢者やしょうがいしゃ個別支援
365日24時間の在宅介護を保障する個別支援を維持しました。
- 年末年始における困難者支援
年末年始の生活困窮者やコロナ相談への対応を実現しました。
- 生活保護
「生活保護のしおり」を利用者などの意見を聞き、権利保障の視点による改訂を実現しました。
- マイノリティの幼児教育支援
朝鮮学校など多様なマイノリティの子どもたちの幼児教育について、国の調査研究に率先して取り組むなど、幼児教育無償化の先駆的な実践を行いました。
- しょうがいをもったこどもへのサポート
安心して保育園や学校や学童に通えるように、看護士や必要なサポートのしくみをつくりました。
まちづくり
- 農業公園
城山南の生産緑地を買い取り、農業公園にして、市民が参加する自然農に取り組みました。積極的に農地を残す取り組みも行いました。
- 堆肥の活用
給食残渣の堆肥化だけでなく、その堆肥の活用に取り組みました。
- 市役所のバリアフリー
市役所のバリアフリー改善を提案し、アンケート後、課長等により検証と整備の方針が出されました。
- アーティスト支援
コロナ禍で生計に深刻な影響をうけたアーティストからの訴えを受けて、国立市の文化芸術条例に基づく支援を求め、当事者の声を聞く中で支援策を考えるとの回答を得ました。