3日午後2時30分から私の一般質問です

今日から一般質問が始まりました。
今日は5名。みんな今回の質問が今期最後の一般質問になるので、やる方も、聞いている方も、ある種の感慨があります。
様々な政治的スタンスを持った22名の議員ですが、共通するのは、2011年3月11日の東日本大震災直後の4月の選挙で選ばれたという事実です。
想定をはるかに越える地震と原発事故、明るい未来が想像できなかった不安の中で、議員という職責を市民から与えられた議員たちでした。
争っている場合ではない。違いを糧に議論を重ね、最大公約数の住民福祉施策を作らなければいけないという強い使命感があったように思います。
それを具現化してできた議会基本条例の前文に、これからの議会のあるべき姿として、ソーシャルインクルージョン(誰も排除せず助け合って生きる社会)が入りました。
市長も、全ての施策の基盤に、人権・ソーシャルインクルージョンがある、と施政方針で述べました。
ソーシャルインクルージョンに基づく人権政策は、私が11年前の一般質問で提案したことでした。11年たって、大震災の後に、この視点がしっかり明記されたことを嬉しく思います。
少し市民の皆さまから託された責任を果たせたような気持ちがしています。

明日3日の2時30分からは、私の今期最後の一般質問です。
ソーシャルインクルージョンのまちづくりについて、具体的に──
◆認知症や介護を必要とする当事者の声を大切にした施策づくり
◆国立駅のエレベーターが中央線の中で一番大きい理由を記したプレートをエレベーター脇に貼って欲しい
◆市役所が発行する文書をわかりやすくすることについて
◆共に学べる国立らしいインクルーシブ教育を
◆男女平等条例の制定を
◆セクシャルマイノリティ(性的少数者)であるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の方々への相談窓口の設置を
◆外国籍市民の懇談会の設置について
◆ひきこもりの若者の居場所と仕事につながるプラットフォーム事業を
などについて質問します。

インターネット中継でも聞けますが、できれば傍聴にお越しください。一期一会の一般質問です。誠実に頑張ります。