本日は国分寺の教会で「Mさんのピアノを聴く会」がありました。
Mさんは、市報に載った民族的差別貼り紙の被害者で、まだ中学生です。Mさんだけではなく、ご家族の皆さんにもどんなに大変な1年であったことかと思うと、ピアノを聴きながら涙が自然に流れてきました。
Mさんが最後にみんなで歌おうと選んでくれた歌は「君は愛されるために生まれた」という韓国の歌でした。
小さな会場にはこの1年、Mさんを支えてくれた人たちや府中派遣村の人たちなどが来てくれており、温かなコンサートになりました。
Mさんが被った被害は心に消え去ることのない影を落としたけれど、光が差せばいつか消えてゆくだろうと感じました。そのためにみんなで光を灯し続けていきたいと私は思いました。