2014年の終わりに、感謝とともに

2014年がまもなく終わろうとしています。

本日、12月31日の夕方まで議会レポート発送作業に追われていました。

今回は、今期を振り返る議会レポートに加えて、「憲法が活きる村~阿智村を訪ねて~」(1月24日、19時から公民館)、「日本経済と暮らしの今、そして国立市の財政を考える~山家悠紀夫さんに聞く」(2月1日、13時~さくらホール)、「ハムケ・共にコンサート」(2月7日、18時~くにたち福祉会館ホール)、市内4ヶ所で開くタウンミーティングなどの何枚ものチラシも同封し、意気込みの「熱さ」がわかる「厚さ」になってしまいました。

12月20日~21日に、長野県阿智村を訪問し、前村長の岡庭一雄さんと全国で唯一の満蒙開拓平和記念館専務理事の寺沢秀文さんからお話しを伺いました。憲法にある地方自治が本当に活かされてはいない、地方自治は多数決を否定するところから始まるという、岡庭前村長の話しと、公民館活動やいたるところにみえる住民自治の実践に感動しました。

満蒙開拓平和記念館の壁にには「未来に向けて」という詩が書かれていました。

「未来に向かって」

あの時代に向かい問いかけてみます。
なぜ「満州」へ行ったのですか。
今を生きるあなたに問いかけてみます。
あの時代に生きていたら、どうしますか?

日本と中国双方の人々に多くの犠牲を出した
「満蒙開拓」とは何だったのでしょうか。
長く人々の心の奥に閉ざされていた記憶に寄り添い、
向き合いにくい真実に目を向ける時がきました。

この歴史から何を学ぶのか、私たちは問われています。
「負の遺産」を「正の遺産」へと置き換えていくこと、
その英知が私たちに問われています。

歴史に学び、今を見つめ、未来をつくる。
同じ過ちをくりかえさないために。
平和な社会を築くために。

阿智村で学んだ地方自治と平和への誓い、この学びをしっかり、くにたちのまちづくりに繋げていきたいと思います。