映画を観た友人から、感想・紹介が寄せられました

 映画を観に行った友人から、感想・紹介が寄せられました。
 その内容がよかったので、ご紹介したいと思います。

 和子さんへ
 今日、立川に「名探偵コナン 絶海の探偵」を観に行きました。
 ウワサ通り、イージス艦と海上自衛隊の宣伝アニメになっていました。観客の半分は小学生、3割ぐらいが中高生、1割弱ぐらいが大学生ぐらいの学生さん、あとは付き添いの保護者がチラホラって感じでした。

 子どもの娯楽に”国防軍”を使ってくるあたり、戦前と同じ巧妙さです。

 仮想敵国は、明らかに北朝鮮で、この映画製作に関わっている企業の裏側と自衛隊、防衛省との関係や、製作費に疑問を感じました。

 で、がっくりして出てきたら、「約束-名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」のポスターが貼ってありました。

 「約束」すごくいいです!
 5月18日から立川シネマシティで上映されます。6月議会の前に、時間があったらぜひ観てください。

 この映画は今から52年前に起きた〈名張毒ぶどう酒事件〉――村の懇親会で出された毒ぶどう酒を飲んで5人が死亡。その事件の裁判で無罪から一転死刑判決を受け、今も無実を訴え続ける奥西勝(87)さん。この名張事件を正面から取り上げた映画だそうです。

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 死刑囚・奥西勝さんを演じる仲代達矢さんは 「60年俳優をやってきた中で、私にとって記念碑的な作品です」と述べ、渾身の演技。
 また「悪人」や「わが母の記」などで老母役を演じて感動を与えている樹木希林さんが無実を確信し獄中の息子を支える母親役を好演。
 漫画家のやくみつるさんは「繰り返される不当判決は『司法の犯罪』ではなく、一義に審理にあたった裁判官個々人の許しがたい背任行為ではないか。映画『約束』は、従前の司法ドキュメンタリーから明確にその糾弾に舵を切った。だが覆すのもまた裁判官個人にほかならない。その出現は待つのではなく、導き出すものだ」とコメント。
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「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」
公式ホームページ(http://www.yakusoku-nabari.jp/
立川シネマシティ(https://cinemacity.co.jp/)では、5月18日、初日トークショーがあります。