「TPP・アベノミクスを斬る!」学習会(国立の町の問題を考える会主催)を開きました

 本日、午後1時半から、北市民プラザの会議室にて、山家悠紀夫さんを講師に「TPP・アベノミクスを斬る!」の学習会を行いました。

 円安による物価高から株価の暴落まで、アベノミクスの実態が見えてきましたが、TPPやアベノミクスを私たちの暮らしの視点からわかりやすく、具体的に論じられる報道はまだまだ少ないと感じます。

 その中での本学習会は、安倍政権の経済政策の本質を知るための貴重な機会となりました。

 学習会には40名の参加があり、皆さん熱心に聞いておられました。

 講師の山家さんは間に休憩は入れたものの、たくさんのグラフや表を使って、2時間、具体的な検証を熱く語ってくださいました。

 山家さんは、経済学者の多くが数字の世界の中だけで論じていて、実際の暮らしから乖離していること、安倍首相の記者会見などで、メディアが「規制緩和しても賃金に反映できなかった小泉元首相の『構造改革』と同じではないか」などの質問をしたり、記事を掲載したりしていないことの問題を指摘されました。

 学習会が終わって、帰られる方々から異口同音に「わかりやすい!」「良かった」との声がかかりました。

 「チラシを見て、呼びかけられている気持ちになって、行かなくてはと思い、娘を誘って来ました」と話されたシルバーピアにお住まいの女性もいました。

 本当にやってよかったと思える学習会でした。

 TPPに参加してしまうと、遺伝子組み換えなど危険な食べ物が入ってくるだけではなく。日本の農業自給率13~14%になるとのことで、アベノミクスの問題とともに暮らしの場から消費者の立場からもしっかりノーの声を上げていかなければと思いました。