本日は、佐藤市長に対して、議会の債権放棄についての最新情報を提供し、懇談をしました。
[わかりにくいけど、市民が知っておくべきとても大事なこと]
現在、国立市は住民訴訟に基づく裁判を3つ抱えています。
そもそも、住民訴訟法の在り方が変わったことにより、全国で前首長を相手に法外な金額を請求する住民訴訟が起こるようになりました。それに対する議会から、訴える債権を放棄する決議が出され、さらに、その議会の議決は無効であるという住民訴訟も起こっています。
その議会の議決を無効とする住民訴訟に対する最高裁判決が今年初めに出ました。
最高裁判決は、過度な請求を適正に調整するための議会の債権放棄は適法とし、議会の裁量を認めました。
それを受けて、総務省も検討委員会を立ち上げて検討中です。
そのような状況にあるという情報提供を佐藤市長に行い、司法だけではなく、議会も含めて債権放棄の検討を研究すべきではないかと意見しました。