会派名「こぶしの木」の由来

国立市の矢川にある滝乃川学園は、日本で最初の知的しょうがいしゃ施設で、知的しょうがいを持つ児童と成人の方々が暮らしています。

この滝乃川学園の南西の隅の湧き水の上にひっそりと立っている老木が、私の会派名になっている「こぶしの木」です(写真:2008年3月26日撮影)。
昔は春告げの木として、農家の農作業開始の目安となり、夏は、きれいな湧き水に憩う人たちに木陰をつくってくれた木でした。

1999年に学園と自然を削って大きな都道が造られました。私は、福祉施設と貴重な自然を削って道路を造るという行政は間違っていると強い憤りを持ち、それが立候補するきっかけとなりました。
伐採される予定であったこのこぶしの木は、近隣の方々の力で湧き水の上に移植され残ることになりました。

この木は私の議員としての原点であり、私にとってはいのちの象徴の木です。

滝乃川学園のこぶしの木