憲法記念日の朝に

 本日は施行から66回目の憲法記念日です。
 私は、立川で開かれる憲法集会に、立川朝鮮学校を支援する「ハムケ・共に」の一員として参加します。

 今、全国の朝鮮学校のオモニ会の代表5名が12年ぶりに開かれた国連の社会権規約委員会に「高校無償化からの排除の不当性」を訴えにジュネーブに行っています。
 出発前の記者会見の時に、ひとりのオモニが憲法14条の法の下の平等を取り上げました。
 その時に、オモニたちや朝鮮学校は憲法の果敢な実践者であると思いました。

 他に、生活保護申請の同行をする時にも、しょうがい者の自立生活運動に参加する時にも、住基ネットに反対する時にも全てにおいて憲法が後ろにあることを実感します。

 沖縄や福島への対応、靖国神社参拝、「主権回復記念式典」での「天皇陛下万歳」、TPPへの参加、そして憲法改正へと、急激に右傾化していく政局の中で、これからも尚一層、戦争を拒否し、平和と自由と平等と幸福に生きる権利が私たちにはあり、内閣・国会・地方自治体にはそれを守る責任があるという憲法の精神を声にしていかなければと肝に命じる朝でした。