選挙結果に思う

 自民党圧勝で終わった参議院選挙、そうなるだろうと覚悟はしていたものの、いざ、そうなると想定を越えたガッカリと怒りに襲われます。これを衆議院選挙、都議選とそして今回と三回繰り返している訳です。
 絶句した時って、言葉が自然と詩になるんですね!
 参議院よ、お前もか! 自民党圧勝に言葉もなく、ただこぶしを握りしめて掲げるのみ!
 ポロリと出てきました。
 「ねじれを戻す」と小道具のタオル(?)を「ねじって」から「まっすぐ」にするパフォーマンスを公明党の山口なつおさんが楽しそうにやってるのを見て「ねじれて何が悪い! 道路だって近頃は車のスピードダウンをはかるために、くねくねにするのにさ! まっすぐの方が危ない!!」と悪態をついていました。
 低い投票率に、ひとりしか選ばれない地方選挙区制度の影響が大きいとしても、憲法を変え、自衛隊を国防軍にし、原発は残し、TPPには参加、大企業を優遇し、消費税は値上げ、生活保護は削減する政党が、アベノミクスという経済政策だけで、なぜこんなに支持されるのか、私は全くわかりません。
 私が応援した「オスプレイ反対、沖縄から平和を!」を訴えた全国比例の山シロ博治さん(社民党)は残念ながら落選。沖縄の議席が一つ失われたことの大きさを痛感しています。
 脱原発を掲げたみどりも三宅さんが高得票したにもかかわらず、全国比例代表選挙制度の弊害から、当選できませんでした。残念でなりません。
 希望は、「被曝させない! TPPに入らない! 飢えさせない!」を訴えた東京選挙区の山本太郎さん(無所属)が当選したことです。「今はひとり」という名前をつけ、「本当のこと言って、何か不都合 でも?」のメッセージが印象的でした。
 確かに、私自身もどの党派にも属さず、ひとり会派として生きる権利をまっすぐに主張してきました。
 これからも、より強く発言続けていくのみと衆議院選挙、都議選の時と同じく、再再再決断した次第です。