タウンミーティングの報告① 想像してみよう、震災後のまち

1月16日、東防災センター

大震災が起こると、電気は来なくなる、車は瓦礫で通れなくなる、携帯電話は基地局が倒壊して通じない――そんな中でどんな備えをするのか、行政の防災対策は有効なものになっているのか、「がんばっぺし大槌」代表で元府中市議の前川浩子さんに「災害の地からみた自分のまちと自分のいのちの守り方」についてお話を聞きました。

年配の方は地震で足がすくんでしまう、粉ミルクはお湯が使えないので役に立たないが真空パックのミルクがあるのでその備蓄が必要など、岩手県大槌での経験を聞いて、災害に遭ったときにどうなるのか、想像力を鍛えて、「防災」を考えなくてはいけないと思いました。参加した方から、近所の避難所が耐震構造でなかったなど、具体的な不安や問題が出され、机上の計画だけではいろいろな落とし穴があるのだと明らかになりました。

国立市や府中市の3.11の時の対応例や、各市が出した防災計画から、具体的に問題点が話され、行政の課題も浮かび上がりました。

仲間をつくって、地図で近所をよく見て、災害が起きたらどこに逃げるのかなど、いろんなことを話しておくこと。これが前川さんの助言です。(記録S)