どんなに重いしょうがいがあっても地域であたりまえに暮らしたい!

本日は、「ライフステーション・ワンステップかたつむり40周年記念企画70・40」のお手伝いで参加させていただきました。

この企画は70才になる三井絹子さんのお祝いも兼ねており、「私は人形じゃない!施設ではなく、死ぬ気で地域であたりまえの自立生活をしたい!」

と闘ってこられた人生と、知的しょうがいを持つ井上はるなさんの自立生活をお芝居にしたものでした。
会場となった芸小ホールにはたくさんの車いすの人たちが来られ、北海道や青森、岡山から来られた方もいました。

聴覚にハンデキャップのある方々には要約筆記のスクリーンが用意され、全盲の方には説明のボランティア補助がつきました。

市長、副市長も参加、議員も何人も参加していました。

終わってからの交流会で岡山から参加された森長ヒ素ミルク被害者の会の活動をされておられる方から、「本日参加して、ここは日本ではなく、福祉が進んでいる外国に来ている様に感じました。今でもまだ、多くの地方自治体は福祉は施設づくりだと思っている中で、地域であたりまえに暮らすことを三井絹子さんたち、しょうがい当事者が切り開き、それが浸透した地域になっていることは素晴らしい。」とのメッセージが心に残りました。

まさしく、国連のしょうがい権利条約の精神「わたしたちのことをわたしたち抜きに決めないで」が息づくまちになっていたのだなあと改めて感じました。

国立市でしょうがいサミットが開かれるといいなあとふと思ったしだいです。