沖縄と共に!

本日、公民館で開いた高里鈴代さんのお話しを聞いて考える学習会には、40人以上の参加がありました。
高里さんの話しを聞いて感じたことを記します。

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1945年3月に米軍が沖縄に上陸、島民の四人にひとりが死ぬという状況と米軍による性暴力は同時におこった

そして、敗戦
生き残った島民は全員集められ、収容所に入れられ、米軍基地が作られた
日本にある米軍基地の74%が今も沖縄にある

そして
今も、米軍による事件・事故はあとをたたない
そして、強姦も…

いのちを奪われ、土地を奪われ
フェンスに囲まれ、日本政府に守られた米軍基地
沖縄の自己決定権は奪われていると翁長知事は国連で訴えた

誰に奪われたのか

直接はアメリカ
でも、本当は、日本政府だ
沖縄の代表団が政府に辺野古新基地建設反対の意志を伝えに東京に来た時、ヘイトスピーチを浴びせられたそうだ。

本当に申し訳ない。

憲法9条を守れ、安保法制に反対という人の中にも、辺野古新基地建設はやむなしという人たちがいるそうだ

なぜ、なぜ、なぜ

今も、見えない収容所から家に戻れていない、墓参りもできない、島民が大勢いるということなんだよ
沖縄はまだ解放されていない
米軍基地は沖縄の島民の土地だったんだ
島民に返してほしい

なぜ、日本政府はそう言わないの

沖縄は今、島ぐるみで日本政府に辺野古新基地建設にNOを突きつけた。
もう、がまんの限界を越えたのだ。
政府は行政不服審査の申し立てをした。
自分が自分に申し立てする様なものだから、結果は我田引水だ。
だから、近い将来、裁判が始まるだろう

裁判に関係なく、国は工事を進めるだろうと言われている
「自分が法だ」の首相だ、
きっと、ニッポンを守るためにとか言うのだろう
そんな言葉にだまされない
ニッポンを守るために、沖縄を犠牲にするなと、ヤマトンチューの私たちが言わないといけないと思う
それってあたりまえでしょ

誰かを犠牲にして、我が身を守る、それって卑怯でしょ

せめて辺野古新基地はダメだと言おう
本当は、沖縄からすべての米軍基地がなくなって、はじめて沖縄の戦後がくるんだから…
だから
せめて、辺野古新基地はダメって言おう!
どうしてもって言うなら、
東京に収容所をつくって都民を集めて、つくってみよ
そんなこと、考えられないよね。
そんなことしたら暴動起こるよね。
同じこと、沖縄でやってんだよ
70年間ずーっとね
もっと想像力を持ちたい
沖縄の痛みに敏感になりたい
人間性を鍛えたい
ジョン・レノン、マイケル・ジャクソン、そして、忌野清志郎…
沖縄は文化の島なんだって
そうやって平和を守ってきた歴史があるんだって
それが、沖縄のアイデンティティ、自己決定権、
とっても大切な、守られるべき権利なんだよ
尊厳であり、人権なんだ
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夜中に寝られず、
何度も自分に言い聞かせていました。