「ギャラリービブリオ」 すてきな場所です

 昨日のスズさんの話しを受けて、「手から手へ展」の国立の窓口となっている十松弘樹さんにお話しを伺うため、国立駅南口の近くにある「ギャラリービブリオ」に伺いました。

 十松さんが以前、暮らしていたお家をそのままギャラリーとしている、とてもすてきなオウチギャラリーで、私が訪れたときには「人魚の夢」の作品が展示されていました。

 「人魚の夢」の画家の方が、今度、大正時代のアナーキストをテーマにした映画を撮られるそうで、その映画のロケーションに国立が多く使われるという縁での作品展だということでした。

 また「ギャラリービブリオ」では「手から手へ展」の関連企画として「降矢奈々絵本原画展」を5月17日から7月23日まで連続してやるとのことです。

 原画展は無料で、5月17日(金曜日 5時~)は、降矢奈々さんを囲んでの「手から手への思い」のギャラリートークが開かれます。
 また、期間中の土日(午後2時~)は、降矢奈々さんの絵本のよみきかせのイベントがあります(無料)。
 さらに、6月17日(月曜日)、18日(火曜日)、20日(木曜日)、21日(金曜日)の朝10時半から正午まで、出前ユニット「とことこペンギン隊(※)」による講座「おとなたちの絵本部屋」で「特集・降矢奈々さんの本」と称する降矢奈々作品についての詳しい解説、紹介があります(各回同内容)。

※とことこペンギン隊・・・東のたまらん坂のふもとで子どもの絵本を売っていたペンギンハウスがお店を閉じ、出前という形で、至るところで絵本を広げる活動を続けている。

 十松さんは「ビブリオ」を通して地域のつながりを大事にしながらの活動を続けておられることがわかりました。

 十松さんがぽつんと「実は、僕は昔、1中の新聞部の部長で、そのときの1年後輩が降矢奈々さんでした。そういう縁もあるんです」と話され、これもまた地域ならではのことだと思いました。

 「手から手へ展」と同様「ギャラリービブリオ」で開かれる降矢奈々さんの絵本原画展も楽しみな企画です。皆さん、ぜひお出かけください。